勇者 対 マケット  14〜15

■14日目■
ここんところ仕事っぽかったり、うっかり寝てしまったりで、作業が滞っており、党中央に密告されかねない状況だった。

今日は履帯。俗にいうキャタピラ。しかしこれは登録商標なのでここでは何となく履帯とす。
このキットの履帯はのっぺりしたタイプで、試作車や量産第1号車とされる写真でしか見たことが無い。でも量産初期の何輛かはこれだったのかも〜とか、「素材を生かし」ってのが基本理念だし〜とか理由を付けて、キットのものをそのまま利用! 決してモデルカステンのを買うのが勿体ないとかそんなことではないのだよ?
さて、キットの履帯の出来自体はまあぼちぼちだけど、表面中央のへこみが浅いのが難か。一枚一枚繋いでゆく連結式(固定)で、パーティングラインが邪魔をしてちょっとハメにくいけど、軽くハメた後に流し込み接着剤でパーティングラインを溶かしつつ接着すればいちいち擦り合わせをする必要はなかったよ。
この履帯は前後方向がはっきりしない形状なので、間違えないように量産第1号車の写真を参考に・・・左右で逆向きに履いてるよ! 記録用写真でこれかよ! これがロシア魂なのか? しょうがないので、他の写真を参考に向きを決めた。
トラック
なお、今回は塗装の便を考えて、初めての試みとして「ロコ方式」を採用。「ロコ方式」とは、古代中国の呂故が考案した組み立て術で、履帯と車輪のみ固定して車体から外せるようにする方法である(民明書房刊「世界の怪模型珍模型」より引用)。
ほらこのように・・・あれ? 抜けないよ?





グイグイ・・・・・グイ・・・・

ぬ、抜けません! 助けてください、少佐ぁ!

トラック
何とか抜けた。こんな風にしとけば裏面とかの入り組んだところの塗装も大丈夫だ!

しかし、再びハメようとしたら何故かハマらなくなっていたのは内緒だぜ。
(2003/06/07)

■15日目■
今日は反対側の履帯。さすがに2回目ともなると滞りなく終了。履帯ユニットの抜き差しも全く問題なく。
ま、聖闘士には同じ技は二度と通用しないってことで。聖闘士かよ。何座だよ。チェリヤビンスクトラクター工場座かよ。スチール聖闘士かよ。
トラック
足回りが形になると、いかにも完成直前って感じですな。今週中に完成するといいんだけど。しかしこの後、六鹿にとんでもない事態が!?(また適当)

現在の勇者レベル:20(推定)
(2003/06/12)