過去の栄光
(1/35 A7V戦車)

モデラーたる私の作品紹介のコーナー!
今回は、過去の作品をとりあげてお茶を濁すことにした。

中学生の時に作った、ドイツ戦車「A7V」。
ドイツ最初の戦車だ(1918年出現)。
画像をクリックすると大きな画像が表示され・・・ません。

全景

このモデルはタウロ社のプラモデル・・・ではなくフルスクラッチ。
つまり全部自作。ほとんどがプラ板製。サイズは、全長22センチほど。
製作期間は、忘れた。あの頃はガレージキットなんてなかったので、
無い物は自分で作るのが当たり前だったのだ。

他にも1/35ではT72やK5E列車砲(未完)などをスクラッチで
作ったよ。なーつかしーなー。やったわ、やった(by水谷豊)。

当時は資料も少なく(洋書があっても中学生の財力では買えなかった)
A7Vが手作りに近い状態だったなんてことも知らなかったため、写真に
よって細部が全然違う理由が分からずかなり悩んだりしたものだよ。

本の図面の中には意外にいい加減なものがあるってこともコレを作ったときに
知った(車体前面を立体にするとゆがんでる図面もあったよ)。

側面

全体の形状は見ての通りの単純な箱形で、形を組むだけならそう難しくはない。

リベット

ただし、この全面にびっしりと存在するリベットが第1次大戦の戦車を
作るときの大きな障害なのだ! この作品では伸ばしランナーを細切れに
した物を一つ一つ接着した。しかし、一体いくつあるんだ?

銃座

左右の機銃パーツがいくつか取れてしまっている。まあ、大したパーツでは
ないので気にしない。この辺もリベットだらけ。コレを見ると学生の頃って
本当に暇だったんだなあとつくづく感心するよ。

スリット

上面には多数のスリットが空いているのだが、ドリルを持っていなかったので、
仕方なく塗装で表現するという涙ぐましい努力の跡が・・・

下部

塗装はかなりいい加減。本来は迷彩なんだろうけど、急にAFVの会に
出品することにしたのであまり時間が無くなってしまったのだ。
泥は「との粉」を水で溶いて筆で塗っただけ。

注;AFVの会ってのは、まあ早い話がミリタリーモデラーの会合。
東京や名古屋や大阪などで時々開かれている。

裏

キャタピラ(登録商標)ユニットが無いのは紛失・・・じゃなくって、時間切れで
作れなかったのだ。で、AFVの会に出品した時は下に発砲スチロールを引いた。

なぜ、AFVの会の後に手を入れなかったのか謎。中途半端な性格をよく表してる。

なおこのA7Vは、当時のホビージャパンの「中京AFVの会レポート」で
紹介されたので、もしかしたら覚えてる人もいるかもね〜(いないいない)。

以上!

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