フランス軍 UEトラクター(ルノーって書くとお金払わ以下略)

■うえ〜!■
イラストの仕事が一段落したところに、タミヤの新製品「フランス陸軍・UEトラクター(装甲牽引車)」が発売されたので購入。ちょっと気になっていたのだ。
小さい車輌なので週末2日あれば塗装まで楽勝のつもりが意外なボリュームに塗装まで至らず。しかし、もし2日間これにかかりきりだったら完成すると思う。

荷台の押しピン跡やヒケが目立つ(荷物を載せると見えないけど)以外は気になるところも無く、組み立ては楽。起動輪のゲート処理がちょっと良し。
箱絵とグランドパワー掲載の数枚の写真を参考に、金型の抜きの都合で省略されたリベット追加など、ちょっとディテールアップ(←なんてことしてるから週末で完成しないんだよ)。ネットで画像検索すると実車写真が沢山出てくるけど、細部にこだわりだすとまた完成しないので見ない! なお、ミリタリーモデリングマニュアルの作例は全くのストレート組みで、今回はあまり参考にはならなかった。

付属のピンセットはWLの隼鷹みたいなプラ製かと思ってたら、金属製でちょっとびっくり。チープさに二度ビックリ。
あるものを使わないのも無駄なので使ったけど、使わなくても組み立てに支障ないよ。金属高騰の昨今ちょっともったいない気がする。しかもステンレスなので、コレ目当ての金属泥棒がやってきかねん。これ付けるくらいなら、デカールの種類を増やす方が良いんじゃないのかな。

<お約束>
心が乾いたのでプラ棒で自作。

もう片方はR2-D2にするべきか。


■燃える男の■
UEトラクター、一応完成。今年完成したプラモ第1号。
自分好みの小汚い車輌に仕上がったよ。足回りの泥は今回は控えめ。履帯のサビは激しすぎたかも。

やはりプロモデラーさんのようには塗れぬのう。
塗装はタミヤアクリルとパステル。何故買ったのか、いつ買ったのか分からないXF-51カーキドラブが役に立つ時が来た。
あ、操縦手(画面向って右の人)はキットのままだと顔がほとんど隠れてしまって、操縦しようにも前が見えなさそうなので、1.8mmほどシークレットプラ板で誰にも知られずこっそりと座高アップ。

牽引カーゴと車体を繋ぐ「A」型のビーム部分は実際には断面がコの字の鋼材らしいけど、箱絵ではそこまで分からないので気が付かないこととす。
それにしても中々格好良い。同クラスの九四式軽装甲車も並べてみたくなるよ。

巻いた布はモーターツールで掘り込んで立体感を強調してみたけど、画像だとよく分からない。本体カーゴ横の巻き布は上下逆に接着してしまったか。
弾薬箱は新品と使い古しを表現したかったけど新品っぽく塗れないし、使い込んだボロさも思ったほど出せず、己の未熟さを再確認。

割りと目立つ部分のリベットが金型の都合で省略されているので、再現するとがんばった気分が味わえる。
左フェンダー上のフェンダーミラー将軍は立てた方が面白いんだろうけど、フェンダー上の留め金を再現するのが何故かいきなりめんどくさくなった。そして破壊しようとした。しかしどれだか分からなかった。

キリがないので付属の歩兵は今回は無かったことにした。さあ、ワンフェスの原型作業に戻るんだ。

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